実際に打ったパチンコ・パチスロ台を勝手に評価。設定判別は必要な部分に絞った初心者に優しいサイト。

【ラッキートリガー性能比較ランキング】LT機種以外と比較も!打つべき機種はこれだ!

ラッキートリガー性能比較ランキング

遂にラッキートリガー(LT)搭載機種が導入され始めました。

今回は、パチンコラッキートリガー機種の性能比較を行い、独自のランキングを作成しましたので、各数値を含めて分析した結果を報告いたします。

また、ラッキートリガー機種だけの比較に留まらず、人気機種やスペックが似ていると思った機種についても比較し、本当にLT機を打つべきかどうかについても判断していければと考えております。

にくじる
にくじる

実際に打てていない機種もあるので、間違っていたらごめんね。あと、最終的な判断は各々の責任でお願いします。

ネコ美
ネコ美

ラッキートリガー機以外と比較してくれているのは有難いわね。

文字で読むには長い記事になっているので、動画での視聴をオススメするわよ。

ラッキートリガーってなに?

「ラッキートリガー、ラッキートリガーと騒いでいるけど一体何?」という方のために、凄く簡単に説明します。

以下は、自分の独自の解釈を含んでいますが、ほぼ間違ってはいないはずです。

ラッキートリガーとは、別に特別な仕様でも何でもなく、従来機種にもあった上位STと仕様としては全く同じです。
※そのため記事内では上位STとの記載が多くなりますが、ラッキートリガーと捉えても問題ないです。

比較対象に挙げた「ぱちんこ仮面ライダーGO-ON LIGHT」「P大海物語5ブラック」などは、仕様として見た場合にはLT機と大差ないということです。

では、仕様としては変わらないはずなのに、なぜ「ラッキートリガー」というワードが突然出てきたのか?

それは「出玉」に関係しています。

RUSH突入時点での期待出玉が大幅に緩和され、その結果「ラッキートリガー」という名称を付けたという感じなのです。
※出玉緩和は6400⇒9600個に

なので、仕様としては特別なものではないのですが、一撃の出玉が増えたため、突入率が低く設計されている台が多いので注意が必要です。

しかも、困ったことに「表記上は甘く記載するホールが多い」というのも問題で、誤認して打ってしまうととんでもないことになりかねないので、今回の分析結果を参考にして立ち回って頂ければ良いかと思います。

※他にも「Cタイムを搭載出来ない」など、LT機の条件などはあるのですが、作る側ではなく打ち手としては関係ない部分なので、上記の内容で問題ないかと思われます。

LT分析条件について

今回公開する分析結果については、全て独自で算出した結果なので、多少間違っている可能性もありますし、スペックを勘違いしてしまっている可能性もあることはご了承ください。

また各機種によって仕様が異なるため、一概に比較できない部分があることはご理解ください。

ランキングについても、スペックと分析結果を元にして「勝ちやすいラッキートリガー台はどれか?」という点を基準にはしているものの、にくじる個人での判断によるランキングとなっております。

そのため個々人で意見は異なるでしょうし、機種の好き嫌いもあるかと思いますので、「にくじるのランキングではこんな感じなんだな」程度の軽い感じで捉えて頂けたら幸いです。

決して、ランキング上位機種だけ打てば勝てるというものではないのでご理解下さい。

連チャン数に関わる部分は、ST機を確変機として計算した場合の数値になっております。

また使用球数などの出玉計算に関しては、基本的にボーダーライン以下の台が多いことから、今回に関しては15回転/250球で算出しています。そのためボーダーくらい回れば、想定投資は低くなるはずです。
※これによりボーダーラインが高い機種ほど厳しいスペックに見える結果になるはずですが、そこは考慮しておりません

時短が搭載されている機種に関しては、「時短内に引き戻せるか?」という判断のみしており、時短中に出玉が減らない分などは考慮しておりませんのでご了承ください。

各項目で出した数値は、平均それくらいになるだろうとの想定での計算結果となっております。

毎回そうなるという類のものでは御座いませんので、ご了承ください。

LT機個別分析結果

各機種について、様々な数値を算出したので確認してみます。あくまでも独自で算出した数値なので、間違っていたらごめんなさい。

また各項目について、各機種としては関係ない表記になっている部分もありますが、他機種と比較のために記載しております。
※時短引き戻しとかありえない機種にも「引き戻し込み」と記載など

金額に関わる部分に関しては、全て等価交換である前提で算出しておりますのでご了承ください。

「P北斗の拳 強敵LT」分析結果

北斗の拳LT1

  • 初当たり確率:1/99.9
  • 実質初当たり確率:1/99.9
  • ST中確率:1/45.2
  • 通常ST突入率(引き戻し込み):50.0%
  • 実質通常ST突入率:1/199.8
  • 上位ST直行割合:0.0%
  • 通常ST回数:54回
  • 通常ST継続率(上位非突入):69.9%
  • 通常STのみ連チャン数(初当たり除外):2.3連
  • 通常STのみで終了した場合の出玉(初当たり出玉考慮):1395球
  • 上位ST回数:134回
  • 通常ST⇒上位ST移行率:10.0%
  • 上位突入のために必要な通常ST突入回数:4.3回
  • 上記を加味した上位STまでの初当たり回数:8.7回
  • 上位ST継続率:94.9%
  • LT実質突入率:1/868.7
  • LT平均連チャン数(初当たり除外):18.6連
  • LT予測出玉:9765球
  • LT突入までの想定投資額(獲得出玉も考慮):37895円
  • 初回でいきなりLT突入した場合の想定利益:32386円

甘デジなので初当たりが軽く、ST突入率が50%あるので、頻繁に上位ST突入のチャンスが訪れる仕様になっています。

上位STに突入すれば約95%という高い連チャン率を誇るスペックなので、まさに「ラッキートリガー機」という感じが出ている気がします。

さらに甘デジである利点もあり、初回からLTに突入した場合、少ない投資で大きな利益に繋がる夢のあるスペックだと思います。

「P世紀末・天才バカボン~福神SPEC~」分析結果

天才バカボン福神LT1

  • 初当たり確率:1/129.99
  • 実質初当たり確率:1/129.99
  • ST中確率:1/43.9
  • 通常ST突入率(引き戻し込み):72.0%
  • 実質通常ST突入率:1/180.5
  • 上位ST直行割合:0.0%
  • 通常ST回数:35回
  • 通常ST継続率(上位非突入):55.4%
  • 通常STのみ連チャン数(初当たり除外):1.2連
  • 通常STのみで終了した場合の出玉(初当たり出玉考慮):1350球
  • 上位ST回数:104回
  • 通常ST⇒上位ST移行率:15.0%
  • 上位突入のために必要な通常ST突入回数:5.6回
  • 上記を加味した上位STまでの初当たり回数:7.7回
  • 上位ST継続率:90.9%
  • LT実質突入率:1/1003.0
  • LT平均連チャン数(初当たり除外):10.0連
  • LT予測出玉:10341球
  • LT突入までの想定投資額(獲得出玉も考慮):45487円
  • 初回でいきなりLT突入した場合の想定利益:32680円

初当たりから通常STに突入する割合が72%と高く設計されているので、期待を持てる回数は多い機種かもしれません。

ただ、通常STでの平均連チャン数が1.2回と高い機種ではないため、通常ST中に当てた1、2回目の当たりで15%を引っ張って来られるかが重要な機種になっています。

右打ち時の当たりが全て10R(900球)なので、入れられれば出玉が安定しやすいかと思いますが、1.2連がネックとなり、初当たり⇒ショボ連で上位STに突入させられない状態が続くと、ストレスはたまりやすいのかもしれません。

「PLT OVERLORD魔導王光臨」分析結果

オバロLT1

  • 初当たり確率:1/197.9
  • 実質初当たり確率:1/329.9
  • ST中確率:1/88.2
  • 通常ST突入率(引き戻し込み):63.1%
  • 実質通常ST以上突入率:1/522.8
  • 上位ST直行割合:25.0%
  • 通常ST回数:120回
  • 通常ST継続率(上位非突入):74.4%
  • 通常STのみ連チャン数(初当たり除外):2.9連
  • 通常STのみで終了した場合の出玉(初当たり出玉考慮):5490球
  • 上位ST回数:148回
  • 通常ST⇒上位ST移行率:一部昇格があるようだが詳細不明
  • 上位突入のために必要な通常ST突入回数:基本直通のみ(昇格非考慮)
  • 上記を加味した上位STまでの初当たり回数:4.0回
  • 上位ST継続率:81.4%
  • LT実質突入率(昇格非考慮):1/1125.1
  • LT平均連チャン数(初当たり除外):4.4連
  • LT予測出玉:8154球
  • LT突入までの想定投資額(獲得出玉も考慮):37878円
  • 初回でいきなりLT突入した場合の想定利益:10587円

新台レビューでも書きましたが、少し他のLT機とは違うスペックとなっており、最初にどちらのST回数の当たりを引けるかが重要となる機種。
※基本的に最初のST回数がST抜けまで続くため

実質初当たりとしては、1/319よりも少し重い確率となっていますし、実質通常ST以上に突入する確率も1/522.8となっているので、簡単にST突入できるスペックではないかと思います。

とは言え、ST中の当たりが10R×2回(900球×2)となっているため、1回の当たりが出玉を大きく左右するスペックです。

ただ、連チャン率が上位でも81.4%となっており、現行319機でも近い連チャン率の機種があるので、どれだけ打ち手にとって魅力的に映るかは未知数の機種だと感じました。

「P緋弾のアリア~緋弾神降臨」分析結果

アリアLT

  • 初当たり確率:1/192.7
  • 実質初当たり確率:1/399.9
  • ST中確率:1/105.0
  • 通常ST以上突入率(引き戻し込み):55.0%
  • 実質通常ST以上突入率:1/727.1
  • 上位ST直行割合:10.0%
  • 通常ST回数:70回
  • 通常ST継続率(上位非突入):48.7%
  • 通常STのみ連チャン数(初当たり除外):0.95連
  • 通常STのみで終了した場合の出玉(初当たり出玉考慮):2100球
  • 上位ST回数:167回
  • 通常ST⇒上位ST移行率:100.0%
  • 上位突入のために必要な通常ST突入回数:1.1回
  • 上記を加味した上位STまでの初当たり回数:2.6回
  • 上位ST継続率:79.7%
  • LT実質突入率:1/1039.7
  • LT平均連チャン数(初当たり除外):3.9連
  • LT予測出玉:9392球
  • LT突入までの想定投資額(獲得出玉も考慮):52744円
  • 初回でいきなりLT突入した場合の想定利益:10854円

上位ST直行があり、かつ時短引き戻しの場合も含め、右打ち時に当選する=上位STとなるスペックなので、上記数値は他機種と一部異なる算出になっているのでご了承ください。

スペック的には完全に昔のMAX機と同等の1/399

通常時の当たりから4500や3000球当たりがあるのは魅力的ではあるものの、ST中の確率が結構渋く(48.7%)、STから上位に上げるのが大変な印象。

上位STの継続率も約80%であるため、4500や3000球当たりがあるスペックとは言え、スペックだけ見ているとそこまで強くない印象を受けてしまいました。

もちろん出る時の一撃性は、かなり高い機種ではあると思いますけど。

「Pこの素晴らしい世界に祝福を!199LT」分析結果

このすばLT

  • 初当たり確率:1/199.8
  • 実質初当たり確率:1/199.8
  • ST中確率:1/67.3
  • 通常ST突入率(引き戻し込み):100.0%
  • 実質通常ST突入率:1/199.8
  • 上位ST直行割合:0.0%
  • 通常ST回数:81回
  • 通常ST継続率(上位非突入):70.4%
  • 通常STのみ連チャン数(初当たり除外):2.4連
  • 通常STのみで終了した場合の出玉(初当たり出玉考慮):2450球
  • 上位ST回数:10004回
  • 通常ST⇒上位ST移行率:9.4%
  • 上位突入のために必要な通常ST突入回数:10.6回
  • 上記を加味した上位STまでの初当たり回数:10.6回
  • 上位ST継続率:88.6%
  • LT実質突入率:1/2125.5
  • LT平均連チャン数(初当たり除外):8.8連
  • LT予測出玉:9870球
  • LT突入までの想定投資額(獲得出玉も考慮):63649円
  • 初回でいきなりLT突入した場合の想定利益:26133円

STには100%突入するものの、ST中の当たりではほぼ上位STに突入しないオマケ程度の0.5%となっています。

しかし、この機種の上位ST突入の多くは、ST抜けの残保留4回転での当たり。ここでの当選の88.6%が上位ST突入となるわけです。

88.6%の当たりは10004回転のSTとなるため、実際には上位ST機でありながら88.6%の確変機に変貌する機種と言って良いでしょう。

上位ST突入が限定的と言える機種とは言え、100%ST突入であるので、他の機種より振れ幅が小さく収まるであろうことが想像できます。

とは言え、ラッキートリガーを狙う場合、1/2125.5とかなり重い数値になってしまっているので、LTを堪能したい方には厳しい機種と言えるはずです。

「P真・座頭市物語」分析結果

座頭市LT

  • 初当たり確率:1/207.39
  • 実質初当たり確率:1/319
  • ST中確率:1/90.9
  • 通常ST突入率(引き戻し込み):60.0%
  • 実質通常ST突入率:1/531.7
  • 上位ST直行割合:0.0%
  • 通常ST回数:124回
  • 通常ST継続率(上位非突入):74.6%
  • 通常STのみ連チャン数(初当たり除外):2.9連
  • 通常STのみで終了した場合の出玉(初当たり出玉考慮):5040球
  • 上位ST回数:182回
  • 通常ST⇒上位ST移行率:7.0%
  • 上位突入のために必要な通常ST突入回数:4.9回
  • 上記を加味した上位STまでの初当たり回数:8.2回
  • 上位ST継続率:86.6%
  • LT実質突入率:1/2619.0
  • LT平均連チャン数(初当たり除外):6.5連
  • LT予測出玉:14446球
  • LT突入までの想定投資額(獲得出玉も考慮):104683円
  • 初回でいきなりLT突入した場合の想定利益:36474円

「電サポが次回まで」の当たりを3000球当たりと想定して算出しているので、連チャン数などは本来もう少し多くなるはずです。

大当たり確率が1/207と公開されているのですが、イコール心眼確率かどうかは確認が取れませんでした。今回は心眼確率が1/207であるものとして算出しています。

数字で見ると「LT実質突入率:1/2619.0」と、かなり重い数値になっており、他機種と比較すると「打つ意味がない」と思うかもしれません。

ただ、「60%でSTに突入する1/319機」と捉えると、見え方が変わってくる方もいるかもしれません。

約75%継続率のSTに突入しながら、連チャン中の一部(7%)で上位STに突入するならば、数値ほど悪くないようにも見えます。

「ぱちんこGⅠ優駿倶楽部2」分析結果

G1LT

  • 初当たり確率:1/99.9
  • 実質初当たり確率:1/99.9
  • ST中確率:1/12.7
  • 通常ST以上突入率(引き戻し込み):11.0%
  • 実質通常ST突入率:1/908.2
  • 上位ST直行割合:5.5%
  • 通常ST回数:28回
  • 通常ST継続率(上位非突入):89.9%
  • 通常STのみ連チャン数(初当たり除外):8.9連
  • 通常STのみで終了した場合の出玉(初当たり出玉考慮):3993球
  • 上位ST回数:1000回
  • 通常ST⇒上位ST移行率:3.0%
  • 上位突入のために必要な通常ST突入回数:3.7回
  • 上記を加味した上位STまでの初当たり回数:14.7回
  • 上位ST継続率:90.9%
  • LT実質突入率:1/1464.5
  • LT平均連チャン数(初当たり除外):9.9連
  • LT予測出玉:12364球
  • LT突入までの想定投資額(獲得出玉も考慮):71963円
  • 初回でいきなりLT突入した場合の想定利益:42783円

初当たりで11%を取らないと何も始まらない仕様なので、かなり荒れる展開が予想される機種。

ただ11%を取れれば、それが通常STであっても90%近い継続率のSTとなるので、ある程度の連チャンには期待できそう。

上位STに突入するとほぼ91%の確変機と同様になり、さらに転落時も約90%で引き戻せる通常STに戻るため、一撃に期待できる本当に荒そうな機種です。

LT機スペック比較

全ての項目を比較すると膨大な量になってしまうので、個人的に気になった部分について比較してみたいと思います。

ここからはLT機以外の機種も含めて、数値の比較をしていきたいと思います。

実質ST突入確率からの比較

LT機は初当たりが軽く見えるものが多いですが、実際には確率が重かったり、ST突入率自体が低く設計されていたりと、様々なスペックがあります。

ここでは「実質ST突入確率」について比較してみたいと思います。

但し、上位ST直行がある機種の場合「通常ST以上」で判断しています。

  • P北斗の拳 強敵LT:1/199.8
  • P世紀末・天才バカボン~福神SPEC~:1/180.5
  • PLT OVERLORD魔導王光臨:1/522.8
  • P緋弾のアリア~緋弾神降臨:1/727.8
  • Pこの素晴らしい世界に祝福を!199LT:1/199.8
  • P真・座頭市物語:1/531.7
  • ぱちんこGⅠ優駿倶楽部2:1/908.2

では、比較対象としてピックアップした機種の数値を見てみましょう。

  • ぱちんこ仮面ライダーGO-ON LIGHT(甘デジ):1/99.9
  • P大海物語5ブラック:1/199.8
  • 新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~:1/454.1
  • e Re:ゼロから始める異世界生活season2:1/636.2

実質ST突入確率が近い台があるので、それぞれ比較してみようと思います。

実質ライトミドル機比較

実際の通常ST突入率が1/200付近の機種の性能比較をしてみます。

黒海5

  • P北斗の拳 強敵LT:1/199.8
  • P世紀末・天才バカボン~福神SPEC~:1/180.5
  • Pこの素晴らしい世界に祝福を!199LT:1/199.8
  • P大海物語5ブラック:1/199.8

大海ブラック5に関しては上位STが存在しているので、より分かりやすいかもしれません。

ラッキートリガーランキング表1

※表はクリックで拡大

《項目の説明》

  • 実通ST率:実質通常ST突入(直行アリの場合「通常ST以上」)
  • 通ST継続:通常ST継続率
  • 通常ST玉:通常STのみで終了した場合の出玉(初当たりは考慮)
  • ST上位率:ST→上位率
  • 上位通ST:上位突入のための通常ST突入回数
  • 上位初回:上位までの初当たり回数
  • 上位継続:上位STの継続率
  • LT実質率:LT実質突入率
  • LT平均連:LT平均連チャン数
  • LT予測玉:LT予測出玉
  • LT想定費:LTまで想定投資(途中の初当たり等考慮・球数表記)
  • 初⇒LT益:初当たりでLTに突入出来た場合の予想利益(円)

比較してみると、「このすば」と「黒海5」の数値が非常に似通っていることが分かります。

「このすば」に関しては、「残保留4回転で当てる(最終回転もあるので5回転)」というちょっと特殊な上位突入仕様となっているので、上位に上げる期待が持てる区間が限られてしまうなどの違いはありますが、長い目で見ると同じようなスペックだったと言えそうです。

バカボン以外の機種は、通常STが70%前後と似通っています。対するバカボンは少し低めに設計されていますが、通常STの出玉で見ると、北斗とバカボンは似たような数値になっており、このすば、黒海5が倍くらいの出玉を獲得できています。

トータルで見ると、LT一撃の出玉に関してそれほど差がないことを踏まえると、「LT実質突入率」で判断するのが普通なのかもしれません。

しかし、個人的に思うのは、途中の当たりなどで得られる出玉も考慮した「LTまで想定投資」が重要だと考えます。

すると、この括りで優秀なのは「P北斗の拳 強敵LT」ではないかと考えます。

実質ミドル~MAX機比較

リゼロ2

実質当たりが1/319~1/399機の比較をしてみます。

「実質通常ST突入」は以下の通りです。

  • PLT OVERLORD魔導王光臨:1/522.8
  • P緋弾のアリア~緋弾神降臨:1/727.8
  • P真・座頭市物語:1/531.7
  • 新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~:1/454.1
  • e Re:ゼロから始める異世界生活season2:1/636.2

では、一覧で確認してみます。

ラッキートリガーランキング表2

※表はクリックで拡大

まず「オバロ」についてですが、スペックから通常STと上位STは昇格などの不明確な情報があるので正確とは言えないものの、ほぼ1:1の出現比率になっています。

単純に足して2で割ってみると

  • ST継続率:77.9%
  • ST期待出玉:6822球

このような数値になります。

この数値を「エヴァ」「リゼロ2」を比較すると、ちょうどエヴァとリゼロ2の間にオバロが入ってくる序列になることが分かります。

もちろん他の部分が絡んでくるので、一概には言えませんが、上手くスペックを作ってきているという開発側の努力が見て取れるのではないかと思います。

アリアに関しては、機種分析のところでも少し触れましたが、通常STに入れる確率の時点で他機種よりも重く、通常STだけで終わると悲惨なスペックです。

表面上のスペックを見る限りはMAX機なのですが、実は数値的には、先程の項目で分析した「バカボン」に近いような印象すら受けるスペックになったのには驚きました。

ラッキートリガーランキング表3

※表はクリックで拡大

となると、初当たりが重いアリアよりも、初当たりが軽いバカボンの方が、早いLT到達に期待できる可能性がある分だけ、個人的にはバカボンに分があるような気がしました。

座頭市に関しては、機種分析のところでもお伝えしたように、LTはおまけレベルで考えないと厳しいほどの突入率となっております。

そのため、比較すべきポイントは、通常STの性能だと考えます。

つまり、比較対象はエヴァ、リゼロ2です。

比較してみると、

  • ST突入率「エヴァ>座頭市>リゼロ2」
  • 期待出玉「リゼロ2>エヴァ>座頭市」

という順番になっています。

座頭市には上位STがあることを踏まえると、期待出玉の序列が上がるはずです。

上位STに上げられなければちょっと出玉が弱いけど、入れたら期待出来るというエヴァやリゼロ2を打つ感覚で座頭市を打つのであれば、ありなのかもしれません。

LT確率を使った比較ランキング

エヴァ未来咆哮1

以下の計算が、スペックを正しく表すものと言えるかは分かりませんが、数値を算出してみました。

「LT予測出玉/ LT実質突入率」基準のランキング

出玉を確率分母で割るので、おそらく「1回転当たりの期待出玉」になるはずです。

数値が高い順に並べて表記します。

  1. 新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~:13.7
  2. e Re:ゼロから始める異世界生活season2:12.3
  3. P北斗の拳 強敵LT:11.2
  4. P世紀末・天才バカボン~福神SPEC~:10.3
  5. P緋弾のアリア~緋弾神降臨:9.0
  6. ぱちんこGⅠ優駿倶楽部2:8.4
  7. PLT OVERLORD魔導王光臨:7.2
  8. ぱちんこ仮面ライダーGO-ON LIGHT(甘デジ):5.8
  9. P真・座頭市物語:5.5
  10. Pこの素晴らしい世界に祝福を!199LT:4.6
  11. P大海物語5ブラック:4.5

もちろん途中経過は無視しているので、これで正しく評価できるわけではありませんが、参考にはなるような気がしました。

「LTまで想定投資/ LT実質突入率」基準のランキング

今度は途中経過も考慮して数値を出してみます。

途中経過が考慮されることによって、出玉性能に迫れる数値になるのではないかと思われます。

  1. P北斗の拳 強敵LT:1.031
  2. P世紀末・天才バカボン~福神SPEC~:0.909
  3. PLT OVERLORD魔導王光臨:0.861
  4. 新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~:0.840
  5. e Re:ゼロから始める異世界生活season2:0.824
  6. P大海物語5ブラック:0.720
  7. P緋弾のアリア~緋弾神降臨:0.712
  8. ぱちんこGⅠ優駿倶楽部2:0.687
  9. Pこの素晴らしい世界に祝福を!199LT:0.620
  10. P真・座頭市物語:0.552
  11. ぱちんこ仮面ライダーGO-ON LIGHT(甘デジ):0.548

途中経過を考慮すると、結構順位が入れ替わることが分かります。

仮面ライダーに関しては、遊タイムが考慮されていないので、実際にはもっと状況が良いはずですが、現在稼働している台も少ないので、そのままにしておきます。

にくじるの勝手にLTランキング

本来ボーダーが機種ごとに違うものを統一して算出しているだけでなく、明かされていない数値があったり、スペックを勘違いしたり、計算ミスをしている可能性もあるので、これまで出した数値がどこまで正しいか分かりません。

とは言え、自分なりの結論としてランキングを出してみたいと思います。

分析を元にしたLT機種ランキング

基本的には、最後に出した「LTまで想定投資/ LT実質突入率」が分析としてもランキング結果になるのではないかと考えております。

  1. P北斗の拳 強敵LT:1.031
  2. P世紀末・天才バカボン~福神SPEC~:0.909
  3. PLT OVERLORD魔導王光臨:0.861
  4. 新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~:0.840
  5. e Re:ゼロから始める異世界生活season2:0.824
  6. P大海物語5ブラック:0.720
  7. P緋弾のアリア~緋弾神降臨:0.712
  8. ぱちんこGⅠ優駿倶楽部2:0.687
  9. Pこの素晴らしい世界に祝福を!199LT:0.620
  10. P真・座頭市物語:0.552
  11. ぱちんこ仮面ライダーGO-ON LIGHT(甘デジ):0.548

にくじるの勝手にLTランキング

これまでの結果を踏まえて、完全に自分の好みも含めたランキングベスト5も作成してみました。

  1. P北斗の拳 強敵LT
  2. P世紀末・天才バカボン~福神SPEC~
  3. 新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~
  4. P大海物語5ブラック
  5. e Re:ゼロから始める異世界生活season2

あくまでも自分は、初当たりが軽い台の方が遊びやすいと感じるので、軽い台がランキングを上げる結果となりました。

個々人でランキングは違うでしょうし、ホールでの扱いによっても優先順位は変わってくるかと思いますので、状況に応じて適切な台選びを行うと良いかと思います。

今回の記事を参考にしていただき、勝てることを願っています。

厳選おすすめパチンコ・パチスロ台一覧