実際に打ったパチンコ・パチスロ台を勝手に評価。設定判別は必要な部分に絞った初心者に優しいサイト。

【パチスロアラジンAクラシック】実戦データ履歴から設定56&高設定挙動・ハイエナ狙い目まで暴く!!

アラジンAクラシック攻略タイトル

アラジン面白いですね!

アラジンAを打ったことがある人だけでなく、末永く人気機種、メイン機種になって欲しいと願う機種の1つであります。

ということで、実際のホールデータ100台、初当たりにして1118回分をいつものように分析してみました。

高設定台の特徴だけでなく、解析データだけでは捨ててしまうような「ハイエナポイント」まで明確にしていきたいと思いますので、「パチスロアラジンAクラシック」で勝ちたい方は、ぜひチェックして見てください。

※あくまでもデータ分析をした結果なので、100%同様の結果が得られるわけではありません。ご了承の上読み進めてください。

《アラジンAクラシックデータ分析で分かること》

  • 高設定挙動、設定56挙動の特徴
  • 各種データ、数値などデータから判明したあらゆる数値
  • 勝つための台選びのポイント
  • ハイエナのポイント
  • 設定の高低&勝敗を判別できる計算式
にくじる
にくじる

本記事は、非常に文字数が多い(2万文字を超えます)ので、動画での視聴がオススメです。

アラジンAクラシックシリーズとしては、4本に分かれており、どれも重要な内容となっているのでチェックしてみてください。


先に公開動画の紹介をしてから、記事本編に入る構成となっております。
m(_ _)m

目次

アラジンAクラシック公開動画

本記事の内容の重要となる部分は、動画にて解説しております。

記事では使えない部分も掲載していますが、動画では使えるところを抜粋して解説していますので、記事を読むよりも分かりやすいはずなので、動画での視聴がオススメです。

損しないためのやめ時&内部仕様(モード移行)解説動画

アラジンAクラシックの基礎知識として、内部モード移行の流れや仕組みを把握していないと、やめ時を見誤るだけでなく、高設定判別などもできなくなる可能性があります。

4本目の動画の「判別計算式」を活用するにも、データを正しく捉えられなくなるので、確実に押さえておいて欲しい内容となっています。

設定56奪取編!高設定判別動画

ホールデータだけでなく、設定56データと比較することで、高設定の挙動を暴いていく動画です。

4本目の「判別計算式」は、ある程度稼働した後でないと使えないですが、本動画の内容の中には早い段階で使えるものも多いので、押さえておくと良いでしょう。

ハイエナ狙い目編!ハイエナポイント解説動画

ホールデータから、熱いゾーンなど含め、本来なら関係ないスルー回数ごとの状態移行状況など、様々なデータからハイエナポイントを暴いています。

設定判別&勝敗判定計算式!解説動画

設定56奪取編以上に、設定の高低や勝てる確率の台の数値を導き出す計算式を公開します。

設定56奪取編では見逃していたポイントにより、公開値とズレていた確率を、正しく算出して高設定を掴める可能性だけでなく、勝てる可能性もアップする内容を公開しています。

アラジンAクラシック分析条件

分析の中で、設定差については必要に応じて参照しますが、細かい設定差情報については、以下の記事を参照してください。

【パチスロアラジンAクラシック】スロット新台評価、感想、打ち方、設定差、設定判別、立ち回り、改善点 ※内部モード&やめ時解説あり

大まかに分析の条件についてお伝えしておきます。

《アラジンAクラシック分析条件》

  • 有利区間リセットは35Gでかかったものと設定し、連チャン後35G~70Gでの当選を引き戻し当選とする
    ※多くは32Gでかかりますが、レア役などを引いたりすると伸びることも多いので35Gに設定にしました。
  • 25以内の当選で状態移行と判定。26G以降は初当たりと判定
    ※最大3Gの前兆を考慮しない
  • 当選分布に関しては、朝一の設定変更有無が判定できないので朝一は除外
  • 当選分布に関しては通常時BIG、天井は対象外とする
  • 状態移行までの回数については、通常時BIGや天井到達は除外
  • 初当たり確率に関しては、天井は自力当選ではないので除外し、確率分母のみカウントする
  • 初当たりからの1G連は状態準備に移行しないので、今回はストック分としてのみカウントする
  • AC状態突入回数に関しては、以下の条件
    ・初当たり後25回転以内の当選を確認
    ・通常時BIG当選
    ・天井到達(設定変更の有無で判断が難しい部分は都度判断)
  • 総AC回数は連チャン回数のみを集計し、初当たり回数は集計対象外とした
  • 引き戻し当選にて終了している場合、当選分布では調整を行っている
  • 分布に関しては、単チェなどのレア役高確からも当たるので、分布は参考ではあるものの完璧ではない。
  • 1G連の連続4回以上:裏ACと判断
    ※ホールデータによっては0Gだったり1Gだったり違うので注意

アラジンAクラシック実戦データから設定56を見つけ出す!

アラジンAクラシック設定56奪取

個人的には、好きな台なので長く打ちたいということもありますが、長く打つためには、ちゃんと勝って資金的な余裕は持ちたいわけです。

となると、やはり高設定を掴んでいく必要があるかと思います。

そこで、この項目では高設定を掴むという目標のためにデータ分析をした結果をお届けします。

今回のデータの中には、設定5や6確定データがあるものの、回転数としては少なく、設定56の挙動をちゃんと示しているかは、何とも言えないところではありますが、設定56データを参照しながら分析していきたいと思います。

初当たり確率分析で高設定を掴む!

現状公開されている設定差として、「AC当選&ボーナス当選の合成確率」が公開されています。

《初当たり確率(AC当選&ボーナス当選の合成確率)》

  • 設定1:1/275.3
  • 設定2:1/263.4
  • 設定3:1/251.4
  • 設定4:1/226.0
  • 設定5:1/199.6
  • 設定6:1/176.4

この公表値を基準に、データを確認していこうと思ったのですが、実際の数値と公表値には、かなり差があるように見えました。

天井での当選は、自力での当選ではないので、天井分を抜いた初当たり確率だけでなく、天井込みのデータも算出したのですが、それでもかなり厳しい数値になっています。
※もちろん設定56データも。

よって今回は、以下のように分類してみました。

《推定低設定1/300以下》

  • 対象件数:55台
  • プラス差枚:11台(20.0%)
  • ±0:11台(20.0%)
  • マイナス差枚:33台(60.0%)

《推定高設定1/250以上》※公開値としては設定3以上の値

  • 対象件数:17台
  • プラス差枚:13台(76.4%)
  • ±0:2台(11.8%)
  • マイナス差枚:2台(11.8%)

これらのデータを見て頂いても分かるかと思いますが、公開値を基準に台選びをしていると、低設定に見えてしまう台ばかりになってしまうだけでなく、勝てる台を捨てることにもつながってしまいそうです。

参考までに設定56のデータも確認してみます。
※先程のデータにも56は含まれています。

《参考:設定56データ》

  • 初当たり確率平均値:1/264.7
  • 初当たりの範囲:1/192~340

回転数が少ないとは言え、平均値にしてしまったら高設定にも入れない数値になってしまっていることが分かります。

公開値基準で台選びをしてしまうと、設定56を掴むこともできなくなってしまうので、立ち回りの際には注意した方が良さそうです。

ひょっとすると、アネモネの分析の際にも同じような傾向が出ていたことを踏まえると、サミー台の初当たり確率などの公表値は、疑ってかかった方が良いのかもしれません。

ちなみに、最近公開された通常時BIGの確率から逆算的にACのみの確率を算出すると、以下のようになります。

《初当たり確率(AC当選確率のみ算出)》

  • 設定1:1/287.8
  • 設定2:1/276.2
  • 設定3:1/264.7
  • 設定4:1/238.0
  • 設定5:1/210.7
  • 設定6:1/186.9
    ※動画内での数値が間違ってしました。ごめんなさい。

BIG出現を抜いた数値を使ったとしても、実戦値とはズレているようなので、確率は参考にはするものの、重視し過ぎない方が良さそうです。

※追記:初当たりに関しては、判定方法が違う可能性があり、他の項目と合算して計算した方が良い可能性が出てきましたので、「追加項目:高低&勝敗判定計算式」も追加しているので、チェックしてみてください。

天井到達状況から高設定を掴む!

現時点で公表されている設定差は、ボーナス確率程度なので、他の項目についても確認していきます。

まずは「天井」です。

《天井情報》

  • 状態に上がらず1200Gに到達するとAC当選
    ※ペナルティを受けていなければ、ぴったり1200Gで当選します。

先程の項目で判明したように、公表値を基準として高設定を判別するのは適切ではない可能性があるものの、やはり初当たり確率が良い方が勝ちやすく、高設定の可能性もアップすることは間違いありません。

そうなると「ハマり履歴のある台は避ける」という感じになるかと思います。

では、データ上はどのようになっているのでしょうか。

《天井到達回数0回》

  • 対象件数:32台
  • プラス差枚:21台(65.6%)
  • ±0:4台(12.5%)
  • マイナス差枚:7台(21.9%)

《天井到達回数1回》

  • 対象件数:45台
  • プラス差枚:18台(40.0%)
  • ±0:8台(17.8%)
  • マイナス差枚:19台(42.2%)

《天井到達回数2回》

  • 対象件数:20台
  • プラス差枚:1台(5.0%)
  • ±0:0台(0.0%)
  • マイナス差枚:19台(95.0%)

《天井到達回数3回》

  • 対象件数:3台
  • プラス差枚:0台(0.0%)
  • ±0:1台(33.3%)
  • マイナス差枚:2台(66.6%)

ついでにストレートで天井に到達してしまった台(途中にAC当選せず、いきなり1200Gに到達してしまった台)についても確認してみます。

《ストレート天井到達履歴がある台》

  • 対象件数:13台
  • プラス差枚:1台(7.7%)
  • ±0:2台(15.4%)
  • マイナス差枚:10台(76.9%)

さらに、設定56のみの状態も確認します。

《参考:設定56データ》

  • 天井到達回数0回台:2台
  • 天井到達回数1回台:2台
  • 天井到達回数2回台:1台
  • ストレート天井到達:1台

これらのデータを見ると、「勝ち負け」という意味では、天井到達が少ないほど良いのは当然で、1回までなら許容しても良さそうです。

またストレートで天井に到達してしまう台に関しては、勝率が著しく低くなるので、避けた方が無難であることが分かります。

しかし、「設定判別」という意味では、設定56であったとしてもストレート天井に行ってしまいますし、天井に2回行ってしまうこともあるデータになっています。

そのため、天井到達を基準に設定判別をすることは困難であることが分かるものの、勝率を考えた場合には、天井到達が少ない方が良いということが分かるのではないかと思います。

状態移行までの回数から高設定を掴む!

アラジンAクラシックで連チャンさせるためには、状態に上げることが重要となります。
※内部仕様の知識が曖昧な方は、以下の記事の後半か動画をご確認ください。おそらく動画の方が分かりやすいです。

【パチスロアラジンAクラシック】スロット新台評価、感想、打ち方、設定差、設定判別、立ち回り、改善点 ※内部モード&やめ時解説あり

公式の回答として、「状態準備における25G以内の当選は、事前に決まっているものではない」ということが確定したのですが、25G以内の当選率が設定に依存しているかいないかについては言及されていません。
※これによりおそらく「沖ドキ!DUO」のようなモード移行方式でないことも確定

アラジンAクラシックサミー回答1

そこで、自力で状態に上げるまでのAC初当たり回数を調べてみました。

今回の集計では「天井到達による状態移行」「通常時ボーナス当選による状態移行」はカウントせず、「AC当選⇒25G以内にAC当選」による状態移行のみをカウントしています。

例えば、以下のような履歴があった場合

  • 347⇒335⇒25以内当選で状態へ
  • 40⇒60⇒822⇒312(1200天井)⇒状態へ

自力で状態に入れているのは、最初の履歴の部分だけなので1回とし、状態突入までにかかったACは「347、335、40、60、822」の5回として算出しています。
※この場合は状態突入までの回数は5.0回となる

集計した結果をまとめると、以下のようになりました。
※分かりやすいように、中間のデータは除いてあります。

《状態移行までの回数2回以下》

  • 対象件数:37台
  • プラス差枚:21台(56.7%)
  • ±0:7台(18.9%)
  • マイナス差枚:9台(24.3%)

《状態移行までの回数3回以上~自力当選なし》

  • 対象件数:25台
  • プラス差枚:3台(12.0%)
  • ±0:3台(12.0%)
  • マイナス差枚:19台(76.0%)

このことから、全体の平均でAC単発が3回以上続いてしまうような台は、勝ちにくく、2回以内の台の方が勝ちやすいことも分かったのではないかと思います。

但し、2回以内であっても4000枚負けている台もあるので、いくら状態移行の状況が良かったとしても、ハマり具合なども考慮する必要があるのではないかと思います。

念のため設定56のデータもチェックしておきましょう。

《参考:設定56データ》

  • 状態移行までの回数2回以下:4台
  • 状態移行までの回数3回以上~自力当選なし:0台
    ※もう1台の数値は2.3回

高設定を掴む上でも「状態移行までの回数」は重要であることが見て取れます。

よって、高設定を掴むためにも、勝つためにも、「状態移行までの回数」は注目しておいた方が良いデータであるかと思います。

 

通常BIGから高設定を掴む!

実際に打っていると、たまに通常時からいきなりBIGを引いている台を見かけることがあると思います。

では、通常時BIGは、高設定奪取や勝てる台の指標となるものなのでしょうか。

実はデータと考察を出していたのですが、記事公開直前に設定差が公開され、チャンス目時のBIG当選率に差があることが判明しています。
※以下のレア役以外でも通常BIGは当選しますが、設定差がないようです。

《チャンス目A(1/819.2)時のBIG当選率》

  • 設定1:0.8%
  • 設定2:1.6%
  • 設定3:2.3%
  • 設定4:3.1%
  • 設定5:5.5%
  • 設定6:7.8%

《チャンス目B(1/2048.0)時のBIG当選率》

  • 設定1:23.4%
  • 設定2:25.0%
  • 設定3:28.1%
  • 設定4:30.5%
  • 設定5:32.8%
  • 設定6:38.3%

実際にデータで確認して見たいと思います。

《通常時BIG出現0回台》

  • 対象件数:63台
  • プラス差枚:20台(31.7%)
  • ±0:10台(15.9%)
  • マイナス差枚:33台(52.4%)

《通常時BIG出現台》

  • 対象件数:37台
  • プラス差枚:20台(54.0%)
  • ±0:3台(8.1%)
  • マイナス差枚:14台(37.8%)

《参考:設定56データ》

  • 通常時BIG出現0回台:2台
  • 通常時BIG出現台:3台

公開された設定差だけでなく、データ上でも通常BIGの出現に関しては注目した方が良いことには変わりませんが、そもそも出現率自体があまり高いわけではないので、参考にはするものの、それだけで判断してしまうには危険な要素であるように感じました。

参考までに出現率データを記載しておきます。

《通常BIG参考数値》

  • 出現台のみの全体平均出現率:1/3508.1
  • 出現しない台も含めた全体平均:1/8583.3

ちなみに、通常時2回BIGを引いている台は4台あったのですが、勝率で見ると5割となっていますので、設定判別要素として重視し過ぎるよりも、参考にする方が良いと思います。

また参考までに公開値を計算した合算値を出してみたので押さえておくと良いでしょう。
※公開されたレア役からの当選率は、自分で打つか近くで見ていないと使い物にならないため。

《通常時BIG出現確率(公開値から算出)》

  • 設定1:1/6333.5
  • 設定2:1/5686.6
  • 設定3:1/5002.9
  • 設定4:1/4495.0
  • 設定5:1/3791.9
  • 設定6:1/3130.9

数値を見てもヒキ次第でどっちにも転んでしまう確率になっているかと思います。

連チャン中BIGから高設定を掴む!

通常時BIGを確認したついでに、連チャン中のBIG出現についても確認して見ましょう。
※この項目については、連チャン回数ごとの開始時抽選に設定差がないことを知らず、ストックなどによる設定差があるのではないかと予想し、分析したものとなっています。ご了承ください。

今回は、連チャン中のACで何回に1回の割合でBIGが出現しているかを確認しました。

今回は7回に1回以上と12回に1回以下で集計してみました。

《連チャン中BIG出現7回に1回以上》

  • 対象件数:19台
  • プラス差枚:4台(21.1%)
  • ±0:2台(10.5%)
  • マイナス差枚:13台(68.4%)

《連チャン中BIG出現12回に1回以下》

  • 対象件数:42台
  • プラス差枚:16台(38.1%)
  • ±0:8台(19.0%)
  • マイナス差枚:18台(42.9%)

このデータを見る限り、連チャン中にBIGが出現しない方が勝ちやすいというデータになっています。

出る方が良いというイメージがあったので、予想外の結果となりました。

念のため、設定56についても確認してみましょう。

《参考:設定56データ》

  • 連チャン中BIG出現7回に1回以上:1台
  • 連チャン中BIG出現12回に1回以下:2台

高設定台においても、判断基準にならなそうなデータになりました。

さらに念のためですが、勝ち台と負け台でのデータを算出しみました。

《参考:勝ち台と負け台の連チャン中BIG出現データ》

  • 勝ち台における連チャン中BIG出現割合:約9.7回に1回
  • 負け台における連チャン中BIG出現割合:約9.7回に1回

驚くことに、ほぼ同じ数値になりました。

このことからおそらく連チャン中のBIGに関しては、判断基準にはできないようにみえました。

引ければラッキーですが、それだけで判断しない方が良いのかもしれません。

状態スルー率から高設定を掴む!

「状態移行までの回数」が少ない台の方が、勝ちやすく高設定の可能性がアップすることも分かりましたが、状態へ移行したとしてもスルーしてしまうこともあるのがアラジンAクラシックです。

状態中は「ショート(64%)、ロング(90%)、超ロング(95%)」と3種類の継続率があるので、その振り分けに差が出る可能性があり、スルーしてしまう場合は64%が選択されている可能性がアップするはずです。

《確認:今回の状態スルーの定義》

  • AC初当たり⇒25G以内当選⇒次の当たりが71G以降の当選
  • 天井、通常時BIG⇒次の当たりが71G以降の当選

この予測を元に状態スルー状況を確認してみたいと思います。

《状態スルー0%台》

  • 対象件数:49台
  • プラス差枚:25台(51.0%)
  • ±0:7台(14.3%)
  • マイナス差枚:17台(34.7%)

《状態スルー25%以上台》

  • 対象件数:26台
  • プラス差枚:4台(15.4%)
  • ±0:2台(7.7%)
  • マイナス差枚:20台(76.9%)

このデータが64%を引いたことに直結するわけではないですが、状態に上げて1/4回以上スルーしまう台は、負けやすくなってしまうということは見て取れたのではないかと思います。

念のため、設定56データも確認します。

《参考:設定56データ》

  • 状態スルー0%台:2台
  • 状態スルー25%以上台:1台
    ※残りの2台はその中間

設定56の4/5が25%以下であったことを考えると、やはり状態スルーは少ない台の方が良さそうではあるようです。

引き戻し率から高設定を掴む!

アラジンAクラシックでは、状態を抜ける時に有利区間リセットがされ、その後引き戻しゾーンとなります。

実際にはそれが何ゲームであるのかは分かりませんが、おそらく状態と同じで転落抽選で決まるものと予想しています。

今回は、条件のところでもお伝えしたように「連チャン後35G~70Gでの当選を引き戻し当選」としてカウントした結果をお伝えします。

引き戻した後に連チャンすると、再度引き戻しのチャンスが訪れるので、1回の連チャンの中で、何回も引き戻しすることもありますが、それらも全てカウントして算出しています。

《引き戻し割合30%以下》

  • 対象件数:35台
  • プラス差枚:8台(22.9%)
  • ±0:2台(5.7%)
  • マイナス差枚:25台(71.4%)

《引き戻し割合50%以上》

  • 対象件数:27台
  • プラス差枚:16台(59.3%)
  • ±0:4台(14.8%)
  • マイナス差枚:7台(25.9%)

この結果からすると、やはり引き戻し率が低いと勝ちにくく、引き戻し率が高いほど勝ちやすいことが見て取れました。

設定56に関しては、以下のようになりました。

《参考:設定56データ》

  • 引き戻し割合30%以下:2台
  • 引き戻し割合50%以上:2台

回転数的に足りない部分はあるのかもしれませんが、引き戻し割合に関しては顕著な差がでませんでした。

そのため、設定判別という意味では、判断に使っていくのは難しいのかもしれません。

1G連の割合から高設定を掴む!

AC中のバー揃いや単チェリーなどにより、ストックを獲得することがあります。

体感上ですが、「ストックをしやすい台は高設定なのではないか」という感覚があったので、データ上でも確認することにします。

ちなみにこのストックに関しては、赤7BIG(データ上はREG)は含んでいませんが、裏ACと思われる部分でのストックは含んでいますのでご注意ください。

またホールデータで確認する際に、ホールによっては「0G」「1G」と違うようなので、実際のホールで確認する場合には、ホールの特徴を把握しておくと良いでしょう。

《ストック率8%(12.5回に1回)以下》

  • 対象件数:26台
  • プラス差枚:7台(26.9%)
  • ±0:3台(11.5%)
  • マイナス差枚:16台(61.5%)

《ストック率15%(6.6回に1回)以上》

  • 対象件数:26台
  • プラス差枚:14台(53.8%)
  • ±0:1台(3.8%)
  • マイナス差枚:11台(42.3%)

やはりストック率が高い台は、勝ちやすいことが見て取れます。

続いて設定56のデータも確認してみましょう。

《参考:設定56データ》

  • ストック率8%(12.5回に1回)以下:3台
  • ストック率15%(6.6回に1回)以上:0台

このデータを見る限り、ストック率での高設定判別は難しいことが分かりました。

勝ちやすい台と高設定では、状況が違うようです。

裏AC突入の有無から高設定を掴む!

裏ACに突入している台は高設定なのでしょうか。

データでしか判断するしかないので、今回は1G連が4連続以上している場合に、裏ACに突入したと判断しました。

《裏AC非突入台データ》

  • 対象件数:84台
  • プラス差枚:32台(38.1%)
  • ±0:11台(13.1%)
  • マイナス差枚:41台(48.8%)

《裏AC突入台データ》

  • 対象件数:16台
  • プラス差枚:8台(50.0%)
  • ±0:2台(12.5%)
  • マイナス差枚:6台(37.5%)

裏AC自体への突入が少ないため、サンプル不足の感はあるのですが、突入している台の方が良さそうではあるように見えます。

ちなみに設定56ではゲーム数が少ないことが理由なのか分かりませんが、裏ACには突入していないことから見ると、設定判別には使えないのかもしれません。

AC連チャン数から高設定を掴む!

裏ACやストックなどを含め、平均連チャン数が高い台は、やはり勝ちやすいのでしょうか。

また設定判別にも使えるものなのでしょうか。

データで確認してみたいと思います。
※ここでのデータは集計の関係上、BIG分は除いたACのみの連チャンをカウントしています。

《AC平均連チャン数7回未満》

  • 対象件数:50台
  • プラス差枚:4台(8.0%)
  • ±0:5台(10.0%)
  • マイナス差枚:41台(82.0%)

《AC平均連チャン数7回以上》

  • 対象件数:50台
  • プラス差枚:36台(72.0%)
  • ±0:8台(16.0%)
  • マイナス差枚:6台(12.0%)

平均AC連チャンが7連チャン以上になると、かなり勝率が高くなることが分かります。

設定判別には使えるのかどうかも確認しておきましょう。

《参考:設定56データ》

  • AC平均連チャン数7回未満:2台
  • AC平均連チャン数7回以上:3台

設定判別には使いにくいようなデータではありますが、7回未満のデータは6.0、6.3回という数値になっているので、設定判別を考慮すると、基準値を6回に設定してみても良いのかもしれません。
※但し6.0~6.9までの勝率は悪いので、参考程度に。

続いて、7連以上する割合でも確認してみます。

状態に突入した回数に対して、ACが7連以上している状態が、どれくらいの割合を占めているかというデータになります。

《AC7連以上出現割合40%以下》

  • 対象件数:53台
  • プラス差枚:7台(13.2%)
  • ±0:5台(9.4%)
  • マイナス差枚:41台(77.4%)

《AC7連以上出現割合50%以上》

  • 対象件数:42台
  • プラス差枚:28台(66.7%)
  • ±0:8台(19.0%)
  • マイナス差枚:6台(14.3%)

このことから、勝ちを狙う場合の目安として、状態突入時の2回に1回は7連以上までもっていくことが重要であることが見えてきました。

《参考:設定56データ》

  • AC7連以上出現割合40%以下:1台
  • AC7連以上出現割合50%以上:4台

高設定を掴む上でも、7連以上の割合が高い台が多いことが見えるので、連チャン率を設定判別の指標とするのは、ありなのかもしれません。

このことは「ロングや超ロングに入る割合が高い」と言い換えることが出来るのかもしれません。

勝てる台だけでなく、高設定は「ロングや超ロングに入る割合が高い」と言えるのかもしれませんが、打つ人のヒキによる部分もあるので可能性としてとらえて頂ければと思います。

 

高低&勝敗判定計算式(追加項目)

アラジンAクラシック判定計算式

動画に頂いたコメントで「ひょっとすると引き戻しを初当たりに含めるのではないか」という疑問が出てきたので分析を行ったところ、思ったよりも分かりやすい結果となりましたのでお伝えしておきます。

今までは総回転数に引き戻しゲーム数をカウントしていなかったので、引き戻し回数1回あたり25Gを総回転数に追加して算出してみました。
※引き戻しを連チャンとカウントしたので、引き戻し時のゲーム数は記録していない

《推定低設定1/275以下》設定1以下

  • 対象件数:29台
  • プラス差枚:1台(3.4%)
  • ±0:3台(10.3%)
  • マイナス差枚:25台(86.2%

《推定高設定1/200以上》※公開値設定5以上

  • 対象件数:18台
  • プラス差枚:18台(100%
  • ±0:0台(0%)
  • マイナス差枚:0台(0%)

《参考:設定56データ》

  • 推定低設定1/275以下:0台
  • 推定高設定1/200以上:3台
    ※残りの2台は1/274(1の近似値)、1/252(3の近似値)

公開されている初当たりに引き戻しが含まれているのかは確定できないものの、公開値に近い結果になっただけでなく、立ち回りにはかなり使えるデータになったのではないかと思います。

問題点としては、ホールでのカウントや計算が面倒になることと、ある程度の履歴がないと算出しても結果とズレてしまう可能性が高くなるだろうことです。

そのため、これまでお伝えした情報や、以下の記事でお伝えする「ハイエナ狙い目」を状況に合わせて組み合わせながら使っていくことで、より精度を上げられるかと思います。

また、仮にこの算出方法が設定状況と合致するとすると、「高設定は安定して出て、低設定は安定して負ける」という台だということになります。

低設定でも一撃性があることはデータ上確認できているので、問題ないとは思いたいところですが、低設定が分かりやすくなることによって、稼働が伸び悩む可能性が出てきてしまうのが心配ではあります。
※個人的には好きな台だけに長期稼働して欲しい

いずれにしても高設定を狙う時には、活用していくと良いかと思います。

では、最後に計算式について公開しておきます。

「初当たり確率」を算出する計算式ではあるのですが、今まで曖昧であった初当たりがデータ分析を行ったことで明確になってきているので、必要に応じて活用してみてください。

アラジンAクラシック判定計算式

★カウントすべき項目

  • 連チャン中を除いた初当たり回数&ゲーム数
    ※初当たりには天井当選や通常時BIGもカウント
  • 状態移行後の引き戻し回数(+ゲーム数) ※35~70Gの当選

★計算式

  • (初当たりゲーム数の合計+引き戻しゲーム数の合計、または引き戻し回数×25)÷(初当たり回数+引き戻し回数)
    ※「引き戻しゲーム数」は一律25Gで計算して結果が出たので、それでもOK

★計算結果別判定

  • 200以下:設定&勝率が高い可能性大!今回のデータ上の勝率100%
  • 240以下:設定&勝率が高い可能性あり!今回のデータ上の勝率68.1%
  • 240以上:設定&勝率が低い可能性大!今回のデータ上の勝率13.2%
  • 275以上:設定&勝率が低い可能性大!今回のデータ上の勝率3.4%
    ※勝率に±0は含まずに算出。

注意点としては、計算式では確率分母を算出する内容なのですが、計算式ではそれらを無視しているので、「200以下」という表記は、純粋な数値としての「以下」と捉えて問題ないことです。

もう1つの注意点としては、「引き戻しをちゃんと見極められるかどうか」で数値が大きく変わってしまうこと。

基本的な内部仕様を正しく把握しておかないと、引き戻しではない部分を引き戻しと判定してしまい、割る数字が大きくなって良い数値が出てしまうので注意が必要。

基本的には

  • 連チャンの最後や連チャン中の35~70G履歴
  • 天井、BIG直後の35~70G履歴(連チャン後はもちろん)

これらをカウントすれば問題はないと思います。

今回のデータでの結果を見る限り、最終結果(終日稼働後)が240以下になる台の勝率が高い結果となりましたが、あくまでも最終結果であるため、打ち始めるときの基準は高めに設定しておいた方が良いと思われます。

【追記】

初当たりのゲーム数ですが、データ上での確認をメインとしているので
今回に関しては引き戻し当選以外に関しては減算処理をせずに計算しています。
※状態から転落するまでのゲーム数は減算せずホールのデータカウンターで計算すれば良い

理由は以下の通りです。

  • ホールでは1回の初当たりに対して32Gを減算することが面倒
  • 32以上伸びることがありリセットタイミングが不確定であること
    ※むしろ早く転落していることもあるはず
  • 減算しないまま計算しても判定結果が良かった

アラジンAクラシック実戦データからハイエナ狙い目を暴く!

アラジンAクラシックハイエナ狙い目

ここからはアラジンAクラシックのハイエナポイントや狙い目を、実戦データから導き出していきたいと思います。

ハイエナポイントや狙い目を暴くために、まずはアラジンAクラシックの基本仕様を把握する必要があるので確認しておきましょう。

《ハイエナに使えそうな主な仕様》

  • 天井は有利区間移行後1200GでAC当選
  • 有利区間リセット後は引き戻しゾーン
  • AC高確に入れることが当選のカギとなり、高確突入契機はレア役やゲーム数消化

実戦データから基本性能を知る!

ハイエナをするためには、どれくらい投資がかかって、どれくらいリターンがあるのかを知っておく必要があります。

そのため、先に基本性能となる情報をデータから割り出しておきましょう。
※設定56のデータは除外して算出しています。

《アラジンAクラシック基本性能》

  • 状態突入までの平均556.6G(かかる出玉は840枚程度)
  • 状態突入時の平均連チャン約8.36回。最終獲得予想枚数は約690枚前後
    ※枚数はデータ上での計算で算出。BIGも連チャンとしてカウント
  • 初当たりから状態に突入するまでのAC回数平均:1.96回に1回

これらの数値から逆算的に数値を算出すると、以下のような数値が見えてきます。

計算が難しくなるので、初当たりから状態に突入するまでの全体割合については2回に1回で計算すると、獲得期待枚数が690枚であることから、1回当たりに使える枚数は345枚程度が予想されます。

345枚で回せるゲーム数は220~30G程度になるはずです。

よって、当選が期待できるゲーム数から220~30G手前から打ち始めるとほぼトントンとなり、それより近ければ近い分だけ勝ちやすくなるということが予想できるということになります。

誰でも知っているハイエナ狙い目確認

最初に念のため、既に誰でも知っているハイエナポイントを復習しておきます。

ここでお伝えする内容は、多くの方が知っているのであまり落ちてはいないはずですが、ごくまれに落ちていることもあるので、最低限の知識として押さえておきましょう。

天井は有利区間移行後1200GでAC当選

状態(AC連チャン)から抜けて、有利区間リセットがかかってから、次の状態に突入せずに1200G消化すると、ACに当選します。

仕組みを把握できていない方は、以下の動画で確認しておくことをオススメします。

通常の当たりであれば状態に突入するために、次の25GでACを引き当てなければいけませんが、天井でのAC当選ではそのまま状態に突入します。

先程の項目でお伝えした状態突入の割合が100%となるため、約690枚前後を獲得できる可能性があるわけです。

逆算すると690枚で450G前後回せる計算となるので、1200-450=750G当たりから回せればトントンになる計算になります。

ただ途中で当たることもあることを考えると、もう少し手前から打っても結果につながることが予想されます。

ちなみに今回のデータにおける天井到達率は16.3%となっていました。

メニュー画面で、現状の有利区間消費ゲーム数を確認できるので、メニュー画面をチェックするクセを付ければ簡単に分かるので、1200Gに近いゲーム数であれば即確保しましょう。

とは言え、ある程度の基準がないと厳しいと思いますので、今回のデータ上で仮想ハイエナをした場合のいくつかのパターンを検証してみます。

細かい期待値的な計算ではなく、ざっくりとした計算をしているのでご了承ください。

《仮想ハイエナ750Gから》

  • 1200天井到達率:48.7%(つまり半分は収支的にトントン)
  • 51.2%はプラス収支
  • 100G以内当選(+10000円以上)確率:15.5%
  • 200G以内当選(+7000円以上)確率25.4%
  • 300G以内当選(+5000円以上)確率:40.4%

《仮想ハイエナ600Gから》

  • 1200天井到達率:38.8%(収支的には4000円程度マイナス)
  • 負ける確率:47.5%
  • 100G以内当選(+10000円以上)確率:15.7%
  • 200G以内当選(+7000円以上)確率26.0%
  • 300G以内当選(+5000円以上)確率:36.8%
  • 400G以内当選(+1000円以上)確率:47.5%

《仮想ハイエナ500Gから》

  • 1200天井到達率:33.3%(収支的には7000円程度マイナス)
  • 負ける確率:51.1%
  • 100G以内当選(+10000円以上)確率:14.2%
  • 200G以内当選(+7000円以上)確率27.7%
  • 300G以内当選(+5000円以上)確率:36.5%
  • 400G以内当選(+1000円以上)確率:45.7%

上記のデータは状態に突入したゲーム数での分析となっています。

期待収支に関しては、ストレートで該当ゲーム数までハマった場合を想定していますので、その間にACに当選していれば、その分だけ収支の上乗せが期待できます。

AC間でのゲーム数ではなく、有利区間でのゲーム数であるため、熱いゾーンがばらけていた結果、どこから打っても100Gごとの当選期待確率の推移は、同じような結果になっています。

自力で当てることができるかどうかに関しては、どこから打っても大差ないことがわかります。

よって、天井を見据えたハイエナは、結局のところ他の要素を考える必要はあまりなく、天井までのゲーム数のみを判断基準として良いように見えました。

今回のデータで算出した平均期待獲得枚数が取れれば、マイナスにはなりにくい750Gから狙うのか、多少リスクを冒してもう少し早く狙うのかは、今回のデータを参考にして判断してみてください。

あまり落ちていないでしょうけど・・・。

有利区間リセット後は引き戻しゾーン

有利区間リセット後は、引き戻しゾーンに突入します。

ゲーム数はおそらく不定で、転落抽選を行っているものと思われます。

基本的には有利区間リセットは、連チャン後の32Gあたりでかかることが多いですが、稀にレア役等によって伸びることがあります。

そのため連チャン後の40~50G程度でやめられている場合、まだ引き戻しゾーンが残っている可能性もあるかもしれないので、狙ってみるのも良いかもしれません。

冒頭の条件のところで「連チャン後35G~70Gでの当選を引き戻し当選とする」としたのは、データ上70Gくらいまでの当選で、再度連チャンに突入している履歴も数多くあったことに起因しています。

なので、70G近くになると難しいかもしれませんが、60Gくらいまでは狙えるような気がしますので、そこまで回っていない台を回してみるのは、ありなのかもしれません。

ただ今回は、ホールデータでしか確認できないので70Gくらいまでとしましたが、ホールではメニュー画面で確認ができるはずです。

ほとんど落ちてはいないと思いますが、有利区間移行後30G以内の台は、引き戻しゾーンが残っている可能性があるので、投資もそんなにかからないでしょうから、狙っていくのはありだと思います。

当選ゲーム数分布からハイエナポイントを探る!

様々なパターンで当選分布を集計してみたのですが、おそらくブレが一番少なく、正しい結果に近くなるであろう「2回目以降の大当たりのみ」を集計したデータを公開します。

2回目以降のデータに絞ったのは、1回目には有利区間リセットのタイミングが含まれてしまい、正確な数値に成りにくいからです。

先に先日公開された100Gごとの高確移行率のデータを確認しておきましょう。

123周期(100、200、300Gでの高確移行率。設定差あり)

  • 設定1:1.6%
  • 設定2:2.3%
  • 設定3:3.1%
  • 設定4:5.5%
  • 設定5:7.0%
  • 設定6:10.2%

4周期目以降は、全設定共通で、偶数周期(400、600・・・)が20%、奇数周期が2.3%という数値が公開されました。

このデータを見てしまうと、特に低設定においては400Gまではチャンスが少なくなってしまい、打たない方が良いように見えてしまいます。

しかし、現実のデータは少し状況が違うのです。

少しデータを見てみてください。

アラジンAクラシック初当たり分布

 

上記のデータでは、1200天井のデータや現状当選の状況が不明確である通常時BIGの当選を除いてあります。

  • 当選分布:全体当選件数に対する割合
  • 当選率:その区間に到達していた場合のAC当選割合
  • 累積率:該当ゲーム数までにACに当選している割合

2回目以降のデータなので、1200天井に到達するデータはありませんが、前半の高設定判別の項目でお伝えしたように、ストレート天井に行く場合もあります。
※1回目でデータが終わるので2回目以降にデータがない

これらのデータから、注目すべきポイントとしては、

  • 300~350G
  • 400~450G(500まで行っても良いかも)
  • 600~700G(550から含めても良いかも)
  • 800~850G(750から含めても良いかも)

ほぼ公開された周期高確データの通りになっているように見えます。

ゲーム数が進んだ後半に関しては、サンプル数が少ないですが、公開データを肯定するようなデータになりました。

しかし、「300~350G」に関しては、ちょっと状況が違うように感じます。

4周期以降の偶数周期でさえ20%なのに、設定6であってもその半分以下の数値である300~350Gの数値が、サンプルが多い区間にもかかわらず、かなり高い数値を示しているのです。

で、この部分がつい最近公開され公式Q&Aの回答の部分だと思われます。

何かというと、「AC間天井」です。

アラジンAクラシックサミー回答2

「AC当選の度にリセットされ、特定ゲーム数に到達した場合に抽選する救済機能」が存在しているようなので、この救済に当たる部分として300~350Gが熱いゾーンになっているものと思われます。
※実践上のデータなので、最終判断はご自身でお願いします。

実際にハイエナを行う場合には、基本性能のところでお伝えした「220~30G程度」手前から回すとトントンであることを考えると、250G以降~350Gくらいまでを狙い続けていけば、ある程度の結果につながるのではないかと思われます。
※計算上は200くらいからでも問題なさそうですが、結果を安定させるためには300に近ければ近いほどよいはずです。

注意点としては、このゲーム数は累積ゲーム数ではなく1回1回のゲーム数となります。
※ホールのデータカウンター上のデータとなる

但し、有利区間リセット後の最初の区間に関しては、リセットまでの区間(32G程度)を除外する必要がありますが、これについてはメニュー画面で確認すれば大丈夫です。

ただ、念のため以下の情報については、押さえておいた方が良いかもしれません。

それは、各当選状況による「状態移行率」です。

「300~350G」で当選した際の状態移行率に関しては、全体平均よりも少しだけ低い値になっています。

  • 300~350G当選時状態移行率:41.7%
  • 全体平均状態移行率:45.7%

誤差の範囲内と言えなくもないので、何とも言えない部分はありますが、押さえておくと良いかもしれません。

参考までに、当選ゲーム数ごとの状態移行率データを載せておきます。

アラジンAクラシック当選G数別状態移行率

※天井や通常時BIGなどの強制的に状態移行するデータは除外して算出

 

累積ゲーム数から状態ハイエナを狙う!

通常の初当たりでは1.96回に1回の割合で状態に突入するデータとなっています。

また状態突入までの平均ゲーム数は、今回のデータでは556.6Gとなってしました。

では、累積ゲーム数で見た場合、状態突入ゲーム数の分布はどのようになっているのでしょうか。

アラジンAクラシック状態突入ゲーム数分布

当選率は、先程の初当たりデータとの比較で、累積で当たりやすい部分があるわけではないことを示すために表示していますが、あまりデータとしては意味がないので無視して問題ないです。
※例えば、1回目は100Gで当たって、2回目330G当選だと400~450G当選としてカウントするデータであるため。

データを見る限り、8割は700Gまでに当選し、900Gまでに9割当選することになります。

しかし、8割9割を狙っていった場合、結局1200天井まで追わなければならない状況に陥るので、ちょっとこのデータから狙い目を見つけていくのは難しい気がしました。

仕様にはないスルー回数ハイエナは可能か?

ここでお伝えする内容は、あくまでもデータ上の結果であるため、アラジンAクラシックの仕様として存在するものではありません。

またサンプル数が多いわけではないので、全く使い物にならない、損してしまう可能性のあるような内容となるはずです。

これらを了承できる方のみ読み進めてみてください。

実戦データから見る状態突入までの回数

実戦データを集計したところ、「通常の初当たりでは1.96回に1回の割合で状態に突入」となったように、思った以上に簡単に状態に突入しているデータとなりました。

あまりにも簡単に状態に入っていることから、スルー回数からのハイエナができないだろうかという検証を行ってみたいと思います。

《状態突入までの回数》

  • 対象件数:472件
  • 1回:191件(うち2件はストレート天井当選)
  • 2回:160件(うち27件は累積1200天井当選)
  • 3回:64件(うち17件は累積1200天井当選)
  • 4回:33件(うち18件は累積1200天井当選)
  • 5回:20件(うち13件は累積1200天井当選)
  • 6回以上:4件(うち1件は累積1200天井当選)

天井は状態突入が自動的に確定してしまうことと、ゲーム数として狙う感じになるはずなので除外すると、以下のようなデータに変わります。

《状態突入までの回数》

  • 対象件数:394件
  • 1回:189件(48.0%)
  • 2回:133件(33.8%)
  • 3回:47件(12.0%)
  • 4回:15件(3.8%)
  • 5回:7件(1.8%)
  • 6回以上:3件(0.7%)

これらの数値を見ると

  • 2回目までの累積当選率:81.8%
  • 3回目までの累積当選率:93.8%

となります。

また各状況における状態移行割合で見ると、以下のようになります。

  • 1回目:48.0%
  • 2回目:64.8%
  • 3回目:65.2%
  • 4回目:60.0%
  • 5回目:70.0%

このように見ていくと1回目の方がむしろ数値的には悪く、2回目以降はほぼ同等の状態移行率となっています。

サンプル数の問題かもしれませんし、データで確実に読み解けているわけではない部分もあるので、100%の結果ではないですがスルー回数で狙っていくハイエナは難しいものの、1回目を狙うよりは2回目以降を狙った方が良さそうであることは見えたのではないかと思います。

実戦データ仮想収支から見るスルーハイエナ

2回目以降は、状態突入率に大きな差がなかったので、意味があるか分かりませんが、念のためスルー回数ごとに仮想ハイエナを行い、差枚を算出してみました。

ハイエナはそれぞれ0回転から打っているものとして計算しています。

1スルーの場合は、1回ACが当選したものの状態には入れられなかったものとして0回転から打ったということになります。

そのため、実際にはもう少し収支はプラス側に傾くはずです。

《計算条件》

  • 約33G/50枚で計算
  • 1回あたりのACでの獲得枚数を83枚で計算
    ※次のAC当選までに使用する枚数を考慮した数値
  • 天井、通常時BIGなども含める
  • 出玉分布範囲が狭いので、今回は1枚でもプラスであればプラス

《0スルー台ハイエナ》

  • 対象件数:576件
  • プラス差枚:268件(46.5%)
  • マイナス差枚:308件(53.4%)

《1スルー台ハイエナ》

  • 対象件数:306件
  • プラス差枚:155件(50.6%)
  • マイナス差枚:151件(49.3%)

《2スルー台ハイエナ》

  • 対象件数:132件
  • プラス差枚:69件(52.2%)
  • マイナス差枚:63件(47.7%)

《3スルー台ハイエナ》

  • 対象件数:62件
  • プラス差枚:37件(59.6%)
  • マイナス差枚:25件(40.3%)

集計に苦労したにもかかわらず、大きな差が出るような結果にならず残念・・・。

気になる挙動からのハイエナは可能か?

データを集計している中で、少し気になる挙動がありました。

それは、ある程度大きな連チャンしている台は、再度連チャンをしていて、逆に連チャンが酷い台は、結構酷いまま1日を終えてしまう台が見受けられるということ。

前半の設定56の「AC連チャン数から高設定を掴む!」の項目でも、連チャンに関しては分析したのですが、「ハイエナする」という観点で、連チャンを分析してみたいと思います。

前半では7連チャンを基準にしたのですが、今回はもう少し基準を上げ、約1000枚を超えてくるであろう12連以上を基準に判定してみたいと思います。

ちなみにここで言う連チャンは、引き戻した場合も連チャンに含んでいるのでご注意ください。

状態突入履歴が5回以上ある台のみを対象としました。

  • 前半3回の状態で12連以上あり、以降12連以上あり:34台(82.9%)
  • 前半3回の状態で12連以上あり、以降12連以上なし:7台(17.1%)
  • 前半3回の状態で12連以上なし、以降12連以上あり:18台(66.6%)
  • 前半3回の状態で12連以上なし、以降12連以上なし:9台(33.3%)

設定に依存しているのかは分かりませんが、ハイエナをする場合には、初当たりから3回以内に12連以上の履歴がある台を狙う方が、連チャンを狙える(おそらく内部的にはロングや超ロングが選ばれる)可能性が高いのではないかと思われます。
※但し、すぐ出現するとは限らないので注意

また終日12連を超えてくるというような台もあったので、連チャンしている機歴が多い台の方が良いように見えました。
※信じるかどうかはお任せします。

パチスロアラジンAクラシック設定56&ハイエナ狙い目まとめ

アラジンAクラシックの設定56判別&ハイエナ狙い目について、様々なデータを分析しお伝えしました。

現在公表されている初当たり確率を基準としていると、高設定を捨ててしまう可能性があるので注意が必要であることが分かったかと思います。

また何か1つの項目で設定判別をしていくことは難しく、いくつかのポイントを総合的に見て総合的に判断していく必要があるように見えました。

ハイエナに関しても高確移行の公表値と異なる部分があるなど、全体的に明確な答えを導き出すことが困難であったような気がします。

設定判別が難しいだけでなく、ハイエナや狙い目も定まりにくいということは、台としての完成度が高いことにもつながっている気がします。

昨今の台は、設定6は特徴的な挙動を示したり、低設定ではどう頑張っても出ないような設計になっている中、アラジンAクラシックに関しては、その傾向が見えないのです。

そのため、長くホールで活躍してくれるのではないかと期待できる結果だったと思います。

最後に参考になるか分かりませんし、信じて良いデータなのか微妙なものもありますが、今回の分析で出たデータをまとめておきます。

アラジンAクラシック判定計算式 

※ある程度履歴がないと使えない

★カウントすべき項目

  • 連チャン中の当たりを除いた初当たり回数&ゲーム数
  • 状態移行後の引き戻し回数(+ゲーム数) ※35~70Gの当選

★計算式

  • (初当たりゲーム数の合計+引き戻しゲーム数の合計、または引き戻し回数×25)÷(初当たり回数+引き戻し回数)
    ※「引き戻しゲーム数」は一律25Gで計算して結果が出たので、それでもOK

★計算結果別判定

  • 200以下:設定&勝率が高い可能性大!今回のデータ上の勝率100%
  • 240以下:設定&勝率が高い可能性あり!今回のデータ上の勝率68.1%
  • 240以上:設定&勝率が低い可能性大!今回のデータ上の勝率13.2%
  • 275以上:設定&勝率が低い可能性大!今回のデータ上の勝率3.4%
    ※勝率に±0は含まずに算出。

設定56&高設定まとめ(重要度が高そうなもの)

※クリア項目が多いほど良さそう

  • 初当たり確率(引き戻し非考慮)は公表値を基準にしてしまうと、高設定を捨てる可能性があるかも!?
    ※データでは1/250以上を基準とすることで勝率76.4%となった。
    ※引き戻しを考慮すると公表値に近くなる
  • 但し、「初当たり+引き戻しの合算」とすると、精度が上がるだけでなく公開値を基準にできそうなので押さえておくと良い。
    ※これが「判定計算式」
  • 「状態移行までの回数」は2.3回以内(できれば2回以内)を基準にすることで、高設定を掴める可能性も、勝てる確率もアップするかも!?
    ※天井や通常BIGは直接状態に行くのでカウント対象外
  • 状態に上げた後にACに当選させられずスルーしてしまう割合は、25%以下だと勝ちやすく、高設定の可能性がアップするかも!?
  • 状態突入時のAC平均連チャン数が7連を超える台は勝ちやすい傾向があり、かつ7連出現の割合が2回に1回を超えてくる台は、勝ちやすいだけでなく高設定期待度もアップするかも!?

《設定56&高設定まとめ(参考データ)》

  • 天井(累積1200天井含む)到達を基準に設定判別をすることは困難だが、勝率を考えた場合、天井到達が少ない方が良いかも!?
  • 通常時に出現するBIGは良い要素にはなるものの、出現率自体が低いので暴れる可能性があり、参考には出来るがそれだけで判断するのは危険かも!?
  • 連チャン中のBIG出現に関しては、設定や勝ち負けの判断には使えないデータとなっているので、他の要素で判断した方が良いかも!?
  • 引き戻し率が50%を超える台は勝率が高いデータとなったが、設定56判別としては使えないのかも!?
  • ストック率が高い(15%以上)台は勝ちやすいものの、設定判別としては使えないのかも!?
  • 裏ACの突入は勝てる可能性はアップするものの、設定判別には使えない可能性が高いかも!?
  • AC連チャンの平均は7連以上になると勝率がかなり高くなる(72.0%)ので、そのあたりを狙っていくと良いかも!?

ハイエナ&狙い目

  • メニュー画面でゲーム数を確認し1200G天井狙い
  • 有利区間リセット後の引き戻しゾーン狙い(30G以内で落ちていたら打っていいかも!?)
  • 解析値とは異なり、300~350Gで高い当選率を示しているので狙って良いかも!?
    ※有利区間リセット後はメニュー画面で確認。2回目以降はホールデータで確認。
    ※おそらくAC間救済措置機能によるものと思われる。
  • スルー回数での狙いは難しいかもしれないが、1回目のみ状態移行率48%と低いので注意した方がいいかも!?
    ※2回目以降は60~70%でほぼ同じような数値となった。
  • 朝一から3回の状態突入で12連以上の履歴がある台を狙った方が、ハイエナ後も12連以上を狙える可能性がアップするかも!?
    ※データ上は82%。但し、すぐ出現するとは限らないので注意

にくじるchバナー2

にくじるショップバナー2

 

厳選おすすめパチンコ・パチスロ台一覧