実際に打ったパチンコ・パチスロ台を勝手に評価。設定判別は必要な部分に絞った初心者に優しいサイト。

パチンコホール集客|仕掛けた事例と辞めた結果

パチンコ屋

パチンコ、パチスロホールでは、集客で悩んでいる店長、経営者の方も多いかと思います。

イベントは厳しく規制され、機種を示唆するようなことすらもNG。なかなか厳しい経営を強いられていることと思います。

今回は、あるホールが実際に仕掛けた隠れイベントのような仕掛けについてお伝えします。来店した人しか分からない仕掛けにより、集客につながった事例です。

しかし、最終的には、ホールはこの仕掛けを辞めてしまいます。指導が入ったからなのかは分かりませんが、何らかのヒントになればと思い、ホールの状況と合わせてお伝えしていきます。

 

動画バナー

仕掛ける前のホールの状況について

今回お伝えする仕掛けを行ったパチンコホールは、閑散店ではありません。むしろ、ある程度集客もできていて、地域では繁盛している店舗です。

しかし、集客に波があったのです。かなり集客出来ている日もあれば、明らかに人が少ない日もある。打ち手が見ても「今日は空いているな」と思える日がちらほらあったのです。

今回の仕掛けは、おそらくこういった集客の波を小さくし、売上を上げるための施策であったと思われます。

対象としたのは、新台入替の前日。入替作業を行い、時差オープンをしている日でした。

パチンコホール側からすると、以下のような状況が見て取れます。

  • 新台は稼働させられない⇒稼働台数が減るため売上が減る
  • 時差オープン⇒稼働時間が減るため売上が減る
  • 人件費は同じようにかかる

結果、短時間、少台数での稼働であっても、出来るだけ売上を上げたいわけです。売上を上げるために重要となるのは、当然、集客となるのです。

「集客を挙げていくために何が出来るのか?」と考えた時の施策が、今回お伝えする方法だったのだと思います。

パチンコホールが集客のために仕掛けた施策とは?

新台入替の前日。ホールが取った施策は、以下のようなものでした。

《ホール側の施策》
並んでいる人には、明らかに熱い機種が分かるようにした

《具体的に行っていたこと》
ある場所に小冊子が置いてあった

実際それを始めた当初は、客側は気が付くことはありませんでした。たまに、店員が示唆するような行動を取ることがあり、徐々に認知され始めるようになったのです。
※常連に「熱いみたいですよ」と教えたり、入場時に小冊子を店員が持っていたり。

こうした活動を行っていくことで、常連は時差オープンに集まりだしました。

今までは、新装前日は新台が打てるわけでもないので、並びも少なかったのですが、徐々に人が増え始めたのです。

時差オープンにも関わらず、示唆機種はオープン時から即人が埋まる。今までの時差オープンには無かった光景です。

自分ももちろん参加し、毎度見慣れた顔が並ぶことになりました。差枚で見ても、ちゃんと設定が使われていることが明らかであったため、時差オープンに並びが出来るようになっていったのです。

パチンコ屋集客|示唆を辞めた結果

時差オープンの集客が上手く行きだしたある日、突然示唆がなくなります。

辞めた理由は指導によるものなのか、ある程度結果が出たからなのかは分かりませんが、突然示唆がなくなったのです。

初めて示唆が無くなった日、自分を含め常連組は別の場所に示唆している部分が無いかどうか、開店直後に店内を探し回ります。しかし、示唆はどこにも見当たりませんでした。

仕方なく好きな台を打つことになるのですが、やはり粘ることは出来なくなります。

次の時差オープン。まだ期待は出来ると同じ顔触れが並びます。しかし、やはり示唆はありませんでした。2回連続示唆が無かったことで、常連組も諦め始めました。

結果、時差オープンの並びは、以前の状態に戻ったのでした。時差オープンに行く理由がなくなったからです。

ツイッターバナー

 

パチンコ屋集客|仕掛け施策まとめ

今回、集客施策を行った店舗の場合、閑散店ではないので大きなダメージはないと推測できます。

しかし、閑散店で同じことをやってしまうと致命傷になりかねないと感じました。

打ち手は「行く理由があるから行く」ということを、常に念頭において対応しないといけません。ライバル店があるのであれば、打ち手には選ぶ権利があります。

「この店で打つ理由」というものを、しっかりと考えるようにしてください。理由がなければ、ライバル店に行ってしまうのですから。

今回お伝えした店舗の施策の場合は、警察の指導によってやめたのであれば仕方がないかと思います。

しかし、もし情報が浸透しすぎて競争率が上がり過ぎたと感じてやめたのであれば、示唆の方法を分かりにくくすれば良かっただけなのです。

競争率が激しくなりすぎると、人は敬遠してしまいます。上手く調整するのも、ホール側がコントロールできるようになると良いでしょう。

今回のような仕掛けを行う際には、やめる時の状況もある程度考えてから仕掛ける必要があります。仕掛け自体もお客様の状況を見ながら、柔軟に変化させる必要もあります。

集客をしたかったら、お客様のことをちゃんと知ることが重要です。どんなお客様に来店して欲しいのか。お客様はどんなホールを求めているのか。しっかりとリサーチして集客施策を行っていってください。

パチンコホール集客支援サービスDASHバナー2

厳選おすすめパチンコ・パチスロ台一覧